2011/04/12 00:43:55
泊原子力発電所 6
泊原子力発電所の歴史 2
昭和57年3月、北海道知事(当時堂垣内尚弘)が「共和・泊発電所建設計画」について、同意の意見書を経済企画庁へ提出し、第87回電源開発調査審議会において、「共和・泊1・2号機建設計画」が国の電源開発基本計画に組入れられ、同年7月の第88回電源開発調査審議会において「泊発電所」への名称変更の承認がなされ、同年12月に北海道及び関係4町村と北海道電力(株)は、建設工事における環境の保全等を図るため、建設協定に調印した。
昭和59年6月、内閣総理大臣(当時中曽根康弘)による原子炉設置許可、通商産業大
臣(当時小此木彦三郎)による電気工作物変更許可を、同年8月には通商産業大臣による工事計画認可を受け、北海道電力(株)は同年9月に泊発電所の起工式を行い、建設工事に着手。
その後、1号機岩盤検査をはじめ、原子炉容器、発電機など次々に主要機器の据付けが行われた。
1号機は、昭和63年10月に燃料初装荷、11月には初臨界に達し、平成元年6月から営業運転が開始。2号機については、平成2年6月に燃料初装荷、7月に初臨界に達し、平成3年4月から営業運転が開始。
計画から運転開始まで、21年余りの歳月をかけて泊発電所は原子の火を灯した。
PR