2011/04/11 08:43:07
泊原子力発電所の歴史 1
北海道で最初の原子力発電所の計画は、昭和42年10月に北海道(当時町村金吾知事)が泊村、島牧村、浜益村の3村を原子力発電所建設予定調査地点候補地として選定発表したことから始まりました。
その後、岩宇地区4ヵ町村長、議長、商工会議所で構成した「泊村原子力発電所誘致期成会」や本村では「泊原子力発電所誘致促進会」が結成。
誘致活動が行われ、昭和44年9月には、北海道、札幌通商産業局、北海道電力(株)の三者協議によって、北海道初の原子力発電所の建設予定地が共和・泊地区に決定された。
しかし、「共和・泊原発」となるはずだったが「今日は止まり」で語呂が悪いと言われた。
昭和53年9月、北海道電力(株)は、発電所のサイト位置を内陸部から泊海岸(泊村大字堀株村)へ変更し、電気出力を57万9千キロワット・2基とすることを表明。
この間、地元では発電所建設について種々の議論がなされたが、最終的に、地元町村長の同意がなされ、結局1978年(昭和53年)9月に、より沿岸部に建設予定地を変更し、泊村だけの用地に変更され名称も「泊発電所」となった。
地図は共和町。上部の町が泊村。
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