2011/06/16 00:41:38
屯田兵の由来
「屯田兵」という制度は元々日本のものではありません。
「屯田」という名は中国からきたもので、漢の武帝が中国の西域地に
田卒という名の兵士を置き、その地に駐屯させ外敵を防ぐ「屯田」の
設置をしたことに始まります。
また、帝政ロシア時代のコザック兵は有名で、ロシア領内の辺地の守備
と地方開発にあたっていました。
特に、北海道に本格的に屯田兵を設置するにあたっては、
後々初代第7師団長となる永山武四郎がロシアでコザック兵の制度を調べ、
これを参考にして屯田兵拡大の具体策を立てています。
明治21年(1888年)6月にロシアより帰国した永山が、屯田兵本部長を兼ね
つつ北海道庁長官に就任すると、屯田兵の改革・増設計画が急速に進みました。
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