「琴似屯田兵村」4
2011/06/17 00:43:45
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屯田兵の設置は、明治8年の琴似兵村に始まって
明治32年の士別、剣淵兵村までおよそ25年間に渡って行われました。
開拓使が廃止される明治15年までは、琴似、山鼻の2兵村と、
江別太、篠津太の2試験地に設置されただけでしたが、以降陸軍省の
所管となってからは、実に34兵村が建設されました。
初期の兵村は、札幌本府の警備と北辺の守りを固めるために、
全道の主要港湾の防備を目的としていましたが、後期になると営農を重視して、
石狩川の流域に集中して兵村が置かれました。
その数は、全道38村、総戸数7,371戸、兵員およそ39,000人でした。