2009/08/06 00:54:17
紋別市
25,248人(人口、2009年3月31日)
市名の由来は、現在の市内中央部を流れる藻鼈川を指す
アイヌ語のモベッ(mo-pet、静かである・川)から。
日高支庁の旧門別町(現日高町)と読みが同じだったため、
「オホーツク紋別」または「北見紋別」と呼んで区別する事が多い。
紋別市はオホーツク海沿岸の数少ない天然の良港として、
貞享年間(1684年~1687年)に松前藩がその直領としていた宗谷場所
から斜里場所へ至るオホーツク海沿岸の寄港地として利用したのが始
まりといわれています。
明治13年には紋別村外9カ村戸長役場を設置し、以後、沿岸漁業の
活性化や道路の開削、国鉄名寄線の開通により、人口は急増し、地域の
行政および産業経済の要所として発展を続けました。
昭和29年7月1日紋別町・渚滑村・上渚滑村の1町2村の合併により、漁業・農業・鉱業を基幹産業とする人口3万6000人の「紋別市」が誕生しました。昭和48年、東洋一の産金量を誇った鴻之舞金山が閉山しましたが昭和50年には紋別港が重要港湾に指定され、国際貿易港としての整備が進み、近年はロシアサハリン州からの活カニ輸入日本一を誇るなど商港としても定着しています。
平成11年に新オホーツク紋別空港が開港し、現在、東京直行便が1往復就航しています。
また、我が国唯一の氷海域であるオホーツク海の特性を生かし、冬季はガリンコ号による流氷観光、夏季は花観光や釣クルーズ体験など、四季折々のオホーツクの自然を利用した観光にも力を注いでいます。
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