2011/08/01 00:20:25
所在地:函館市湯川町2丁目28番地1
松倉川というのは函館市街地の東部(飛行場寄り)を南に流れ、湯の川温泉付近で支川の湯の川、鮫川を合わせ、津軽海峡に注いでいます。この川の河口に旅館・ホテルが22軒、公衆浴場が4軒という湯の川温泉街となっています。
一般観光客の入り口となっているのが市電の終点「湯の川駅」ですが、ここに小高い丘があり上ると「湯倉神社」があります。
湯倉神社のサイトによると、
「伝説では享徳二年(1453)頃、一人のきこりが家に帰る途中に小高い丘(現在の湯倉神社のあたり)で一休みをしていたところ、沼沢地で湯気が立っているのを発見し、近づいて手を入れてみたところ湧き湯でした。その後、きこりが病気になり腕の関節の痛みがひどくなったとき、湧き湯のことを思い出し、湯治をしたところ、程なくして病気が治りました。きこりはそのお礼にと薬師如来を刻み、小さな祠(ほこら)を建てて安置したのが、湯倉神社の起源であり、今日の湯の川温泉の始まりであります」
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