2010/06/25 00:51:43
北海道の代表的な樹木のひとつで、高さ40m、胸高直径1mにもなる円錐形の美しい高木で、エゾマツとともに 「北海道の木」に選定されている。樹皮は赤褐色で、りん片状にはげる。
若枝には赤褐色の毛が密にはえ、葉は線形で、横断面はひし形をしている。
アカエゾマツは一名ヤチシンコまたはテシオマツという俗名がある。
名前の「赤蝦夷松」は、北海道に生え樹皮の色がエゾマツに比べ赤いことによる。
分布・生態
北海道、本州 (岩手県の一部)、南樺太、南千島に分布する。
北海道の東部、北部に多く、トドマツ、エゾマツと混交するが、湿原の周辺や岩礫地に純林をつくることもある。
北海道の東部、北部に多く、トドマツ、エゾマツと混交するが、湿原の周辺や岩礫地に純林をつくることもある。
材質・用途
材質が均一なのでピアノの響板として有名で、高級楽器、建築材に用いられ、庭園樹、盆栽にも用いられる。
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