2009/05/02 00:00:49
棟方志功 板画碑 (むなかたしこう ばんがひ)
(平成9 年6 月20 日建立、港の文学館横)
版画界の巨星といわれた青森県出身の志功は、室蘭民芸協会の立雲寺住職
林瞬祥らの招きで昭和31 年と32 年に来蘭し、作品の展示会や実演を行った。
志功の偉業を後世に伝えようと、日本最初の版画碑を、青森県会の神惣太次郎会長
が中心となって昭和32 年8 月20 日に水族館構内に建立した。
林瞬祥らの招きで昭和31 年と32 年に来蘭し、作品の展示会や実演を行った。
志功の偉業を後世に伝えようと、日本最初の版画碑を、青森県会の神惣太次郎会長
が中心となって昭和32 年8 月20 日に水族館構内に建立した。
「室蘭板画の柵」と題し、棟方志功全集に載っている有珠山や昭和新山など
噴火湾を囲む雄大な自然を描いた青銅の鋳型が埋め込まれていた碑は、老朽化が進み
線も不鮮明になったことから平成9 年6 月に移され新たな碑として港の文学館敷地内
に建立された。
噴火湾を囲む雄大な自然を描いた青銅の鋳型が埋め込まれていた碑は、老朽化が進み
線も不鮮明になったことから平成9 年6 月に移され新たな碑として港の文学館敷地内
に建立された。
港の文学館には志功にまつわる作品などが多く展示されている。
碑は変形5 角形の黒御影石で、もっとも高い所で高さ80 ㎝、横180 ㎝、奥行き20 ㎝、
真ちゅう製の複製板画がはめ込まれている。
真ちゅう製の複製板画がはめ込まれている。
※碑は“版画碑”ではなく“板画碑”となっている。
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