2010/11/24 00:31:34
月寒
月寒を今は「つきさむ」と読みますが、
昭和18年までは「つきさっぷ」と読んでいました。
呼び名の諸説はいろいろありますがアイヌ語の「チ・ケシ・サプ」
(丘の外れにある下り坂)がチキシャフとなり、
それがなまって「つきさっぷ」となった説が妥当かと思います。
「つきさっぷ」が「つきさむ」に変更になった理由は、
陸軍の横槍で難読を嫌い「つきさむ」と云う呼び名に統一されました。
年配の方は今でも「つきさっぷ」と呼んでいます。
月寒を「ツキサップ」と懐かしさを覚えて呼ぶには理由があります。
それはこの地が「陸軍歩兵第25聯隊」があった場所でもあるからです。
当時人口15万程の札幌市の郊外に2千人もの「兵隊さん」がおりました。
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