2009/11/10 00:01:43
札幌市 中央区
中央区(ちゅうおうく)は、札幌市の中央部を占める行政区である。
北海道庁をはじめとする官庁や、企業の本社・支社が多く、市の
中核をなす。札幌開拓の歴史は、中央区の歴史でもあります。
明治2年に開拓使が設置され、島義勇判官が札幌本府の建設に着手。
その志を受け継いだ岩村通俊判官の手により、明治4年から本格的な
街づくりが始まりました。
まず、市街地は渡島通(現在の南1条通)と大友堀(現在の創成川)を
基点に、1町(約109メートル)四方に区切り、東西南北に走る11間
(20メートル)道路が設けられました。
また、街の中央には東西に幅およそ105メートルの火防線
(現在の大通公園)を設け、北側を官地、南側を民地としました。
歴史
1857年(安政4年) ・志村鉄一と吉田茂八が、豊平川の渡し守となる
1866年(慶応2年) ・大友亀太郎、大友堀(のちの創成川)を掘る
1869年(明治2年) ・開拓使設置、初代長官に鍋島直正・島判官、札幌本府建設に着手(現北1西1)
1871年(明治4年) ・開拓使仮本庁竣工(北4東1)
・判官岩村通俊官営"薄野遊郭"を建設(南4条通り)
1876年(明治9年) ・クラーク博士が来る
1878年(明治11年) ・札幌農学校演武場(時計台)落成
1882年(明治15年) ・開拓使廃止。函館、根室、札幌の3県設置
1885年(明治18年) ・狸小路に勧工場設置(南2西1)・屯田兵条例制定
1886年(明治19年) ・3県を廃止、札幌に北海道庁を設置
1887年(明治20年) ・札幌ビール会社設立。
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