2011/07/27 00:33:14
札幌市[大通公園西十丁目]
題字 町村金吾
構想 加藤顕清
制作 雨宮治郎
台座の後ろには、黒田清隆の功績を述べた碑文がある。
黒田清隆は鹿児島県の人。明治三年開拓次官、のち開拓長官に任
ぜられ北海道開拓の大任にあたった。清隆はその性、明察果断に
して、開拓の知識を先進国に学ぶ必要を痛感し自ら海外におもむ
き、知見を広めるとともに、ホーレス・ケプロンをはじめ、多数
の外国人技師を招き、その進言を入れ着々開拓の巨歩を進めた。
北海道開発の基礎は、まさに清隆の卓見により確立したものとい
ふべく、その勲業まことに偉大である。
ここに北海道百年を迎えるにあたり、その偉業を回顧し、功績を
永く後代に伝えるため、この像を建立する。
昭和四十二年十月
北海道開拓功労者顕彰像建立期成会
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