安全対策を怠ったとして北海道開発局の元幹部2名が書類送検されたが、
不起訴処分となっている。
遺族の一部は責任を追及しようと、道路管理者である国を相手取り
民事訴訟を起こしたが、判決では賠償金の支払いは命じたものの、
責任については明確にされなかった。
岩内町・神恵内村を経由して大きく迂回するほかなく、一時半孤立状態となったが、
数日後には既に廃道として閉鎖されていた海側の旧豊浜隧道を活用
(旧隧道は断面が狭小で大型車のすれ違いが不可能ため信号機での整理による片側交互通行)
する形で仮復旧した。
その後1996年12月10日には事故現場の復旧を終え一度再開通した。
崩落現場を避ける形で山側へ掘り進み、古平町側のセタカムイトンネルの途中へ合流して
戻る中継トンネルを掘削して、より安全なルートに切り替えることとした。
現在の豊浜トンネルとして開通した。
その後旧ルートとの分岐部から先は封鎖された。
古平町側の坑口付近において
岩盤(最大高さ70m・最大幅50m・最大厚さ13m・体積11,000㎥・重さ27,000tと推計)が崩落。
積丹町余別発小樽駅前行き路線バス(乗客18名、運転手1名)と、
後続の乗用車(1名乗車)の2台が直撃を受け、20名全員が死亡した。
確認出来ず、さらに、巨大なまま上部に残留している岩盤を除去しない限りは再崩落
の危険があり、内部に入ることができなかったため、岩盤を発破により海側へ滑らせ
て除去することとした。
が制限されたため、岩盤除去作業は難航した。
野塚キャンプ場
美国市街から約16kmの海側に現地。小樽ICから60km。
夏の海水浴シーズンが最も賑わう時期だが
通年オープンの貴重なキャンプ場。
ロケーションが良いのが人気のあるところで
近くには積丹岬にカムイ岬と、積丹の人気スポットもあり
ここに泊まってそれらのフィールドを回れる。そして日本海に沈む夕日も楽しめる。
また、近くの「岬の湯しゃこたん」の露天風呂から眺める夕日も人気だ。
駐車場は2カ所に別れていて、カムイ岬寄り駐車場の下に広がるサイトは
フラットな芝地になっているが、駐車場からは急な階段を下りることになる。
積丹ブルーと言われる積丹の美しい海を楽しむには、お勧めのキャンプ場である。
《所 在 地》積丹町大字野塚町
《利用料金》無 料
《設 備》水道、炊事場、照明設備、トイレ(車椅子使用者用・洋式あり)
《駐 車 場》テントサイト近接
《注 意》・駐車場そばの炊事場屋根なく段差あり
・テント設営地は砂地
・駐車場一部未舗装
《特記事項》・近接のホテル「しゃこたん」に自動販売機、公衆電話、売店、シャワーあり
北海道の西部にそびえるニセコ火山群と、
積丹半島から小樽海岸までの海岸線一帯を区域にした公園です。
ニセコ火山群は、ニセコアンヌプリ(1,308m)、イワオヌプリ(1,118m)、
チセヌプリ(1,135m)などの第四紀更新世の成層火山や溶岩円頂丘か
らなり、なだらかな山腹を現しています。
そして、その斜面が、恵まれた雪質と湯本、昆布、新見などの温泉群と
により、絶好のスキー場を形作り、優れた冬のリゾートとなっています。
また、積丹半島から小樽海岸にかけては夏のリゾートです。
この海岸線一帯は、安山岩や集塊岩などからなる奇岩怪石の海食風景を現していますし、
銭函や蘭島などの海水浴場もあり、探勝や海水浴に盛んに利用されています。
ニセコ積丹小樽海岸国定公園は、北海道西部の日本海側に位置し、小樽市、蘭越町、
ニセコ町、倶知安町、共和町、岩内町、積丹町、古平町、余市町、泊村、神恵内村の
1市8町2村にまたがって広がる、面積およそ19,000haの自然公園です。
美国神社 (火まつり)
享保10年(1726年)、小泊村(現・美国小泊)に創建され、
大正3年に現在地に移転しました。
毎年7月4日~6日の三日間、美国神社の例大祭があります。
海の安全と豊かな収穫を祈って、
大漁旗を華やかに掲げる「海上渡御」、神輿や山車のパレードなど
更には、夜陰に火の粉が舞い上がる中の「天狗の火くぐり」が
幻想的で勇壮な雰囲気を醸し、大いに楽しませてくれます。
闇に映える炎の中で繰り広げられる幻想的なまつり
をひと目見ようと、大勢の人たちが訪れます。
7月4日 夜宮/ 7月5日 本祭/ 7月6日 後祭
「火くぐり」 が行われるのは7月5日・6日の2日間です。