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二風谷ダム 5

 

しかし、ダムが建設される二風谷地区は、haku4_8.jpg
アイヌ民族にとって「聖地」とされてきた。

チプサンケと呼ばれるサケ捕獲のための舟下ろし儀式を始めとして
当地はアイヌ文化が伝承される重要な土地であった。

このため計画発表と同時に地元のみならず道内のアイヌから強い
反対運動が起こった。

水没戸数は9戸と少なかったが水没農地が水没面積の半分を占め、
うち競走馬の牧場が二箇所あったことも補償交渉を長期化させた。

水没予定地の関係者に対する補償交渉は9年を費やし、
1984年(昭和59年)には補償交渉が妥結。

平取町もダム建設に同意し翌1985年(昭和59年)には水源地域対策特別措置法の
対象ダムに指定されて生活再建への国庫
補助などが行われた。


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二風谷ダム 4

 

北海道開発局は水源を日高地方の河川に求めたが、haku3_4.jpg
鵡川はダム計画が放棄され建設は不可能、
新冠川は北海道電力によって新冠ダムが既に建設中、
静内川は北海道と北海道電力の共同事業による高見ダムが
計画されており、残った沙流川に開発の手を伸ばすことになった。

1973年(昭和48年)、北海道開発局は沙流川の本流と支流の
額平川(ぬかびらがわ)に二基の多目的ダムを建設して、
沙流川の治水と流域町村および苫小牧東部工業地帯への利水、
そして日高電源一貫開発計画の一翼を担う水力発電を目的に
「沙流川総合開発事業」を発表。

二風谷ダム(沙流川)と平取ダム(額平川。後述)の二ダム一事業として計画をスタートさせた。




二風谷ダム 3

 

北海道電力は
沙流川を始め静内川・新冠川(にいかっぷがわ)・鵡川haku2_1.jpgといった
日高地方の主要な河川を利用して大規模な水力発電開発を
行うべく日高電源一貫開発計画を1952年(昭和27年)より開始し、
沙流川本流に岩知志ダムを1958年(昭和33年)に完成させていた。

同時期北海道開発局は苫小牧方面への工業用水供給と鵡川・沙流川
の治水を図るべく河川総合開発事業を企図、鵡川本流の赤岩青巌峡
付近に高さ103.0メートル、総貯水容量が3億立方メートルを超える巨大
ダム・赤岩ダム計画を発表した。

ところが水没予定地の占冠村が村を挙げて反対した結果
1961
年(昭和36年)に計画は白紙撤回され、以後暫く総合開発計画は進展しなかった。

ところが苫小牧市に大規模な工業地帯を建設して北海道経済の
起爆剤とすべく苫小牧東部開発計画が立案され、その根幹事業として
苫小牧東部工業地帯(苫東)の建設が計画された。
このため再び工業用水の供給が課題となった。




二風谷ダム 2

 


沙流川は
日高支庁において鵡川と並ぶ規模の大きい一級河川である。017ac5ae.jpeg


流域は競走馬の産地として知られる門別町などがあり、
古くから競走馬が生産されてきた。

しかしほとんど河川改修が行われない手付かずの原始河川であり、
上流域は急峻な日高山脈であることもあって一挙に洪水が下流域に
押し寄せ、水害の常襲地帯となっていた。

戦後もこの状態が続き、競走馬の生産も活発になっていたことから
莫大な資産を保護するための治水対策は急務であった。

一方で競走馬生産のほか農地も拡大、これに伴う農業用水の使用量
が増大する一方で灌漑設備は乏しく、安定した農業用水の供給も必要
になっていた。

さらに高度経済成長期には苫小牧市や室蘭市といった道南地域の工業地帯が拡張され、
北海道経済の伸長に弾みが付いていた。
こうした背景があって電力と工業用水道の確保も次第に求められていった。




二風谷ダム 1

 

二風谷ダム(にぶたにダム)は紗流郡平取町、biratorimap.gif

一級河川・紗流川本流中流部に建設されたダム。

国土交通省北海道開発局室蘭開発建設部が管理する
特定多目的ダムである。

型式は重力式コンクリートダム、高さは32.0m

沙流川の治水と日高地域への利水を目的に建設されたが、
建設に際し水没予定地に住む

アイヌ民族との軋轢がダム建設差し止め訴訟にまで発展、
アイヌ民族の先住性を問う契機となったダム事業として知られている。

ダム湖は二風谷湖(にぶたにこ)と呼ばれる。



haku4_1.jpg

二風谷ダム

 

二風谷といえば、アイヌの聖地である。

しかしこの土地が人々に知られるようになったのは、
皮肉なことにも、「二風谷ダム裁判」と呼ばれる8年間
にわたる訴訟を通じてであった。

この事件に焦点を当てて、連載で掲載します。

萱野茂さんは、アイヌ人初の(元)参議院議員として知られるだけ
でなく、二風谷ダム裁判の原告としても、歴史に残る歩みを残した
人物である。

「二風谷ダム裁判」とは、アイヌの聖地二風谷をダム湖にして沈め
ることの正当性をめぐって争われた裁判であるが、その判決は97年
に、原告側の実質的な勝訴、すなわち、アイヌ民族の先住性を国家
がはじめて国内で認めるという画期的な内容をもって終わっている。

裁判における原告のアイヌ人は萱野茂さんと貝澤正さんの二人だけ
であったから、二人の闘いは並々ならぬものであっただろう。

 



芽生すずらん群生地

場所 沙流群平取町字芽生spot_01.jpg

 

北海道の初夏を代表する花、すずらん。

ここ平取町幌尻岳のふもとの芽生(めむ)の野性すずらん群生地は
15haと日本一の広さを誇っています。
多くの人が足を踏み入れることによって絶滅の危機に瀕したすずらん
を保護管理し10年の歳月をかけ自然の状態に回復させました。
現在一般公開は毎年5月下旬~6月中旬の約1ヶ月で、見頃は6月の
「すずらん観賞会」の期間。
白樺の木立に囲まれた観賞用道路から眺める白く可憐な花は町花となっています。

 

芽生(めむ)すずらん群生地  平取町市街から車で40分。
道道845、または道道638号線沿いにあります。




風の館title3.gif

 

風の館は、日高山脈襟裳国定公園内にあるので、周囲の景観や植生
に考慮し、
また、すぐ隣にえりも岬灯台があるため、灯台の明かりを遮
らないように
ということで、地下に埋もれるような形で、設計されています。


 風の館は、風が作る「カルマン渦」をシンボルに、建物全体も
「カルマン渦」
をイメージして作られています。

 強い風が、細い枝など円柱状のものに当たったとき、その風下側に

tennbou1.jpg できる
規則的な空気の渦のことを「カルマン渦」と呼びます。
 カルマン渦を実際に目で見ることはめったにありませんが、川の流れ
 の中に
細い枝を入れたとき、その川下にできる渦はカルマン渦と同じ
 パターンをとっています。

 風の強い日など、電線がヒューヒュー音を立ててうなっているのを聞い
 たことがありませんか?
 この音は、実はカルマン渦が出している音なのです。

 



アポイ岳

 

アポイ岳は、「北海道の背骨」と呼ばれる日高山脈の南端にあります。3251cc2f.jpeg

標高は810.6メートルと低く、気軽に登山楽しめる山です。

この山の不思議なところは、標高が低いにもかかわらず2000メートル
の山に登ったかのような光景に出会うことです。

標高500メートルを越えると高い木は無くなり、ハイマツが生い茂ります。

高山植物の花々が咲き、しかも世界でここにしかない植物も生えている
のです。

昭和27年には、高山植物帯が国の天然記念物に指定されました。

なぜ、珍しい花々がこの山にだけ咲くのか?

その理由として、この地域は夏の間濃霧に覆われやすく、気温が上がらないこと

が挙げられます。

apoi04.jpg  
    もう一つは、アポイ岳そのものが「アポイ岳」という特殊な岩石で
    出来て
いる、ということです。

  「かんらん岩」は普通の植物の成長を妨げる働きがあり、それに
    適応できた植物だけが生き残ったのです。



襟 裳 岬

作詩 岡本おさみ  作曲 吉田拓郎 昭和48年 9f142c0f.jpeg
 ( 写真は襟裳岬にある歌碑)

1 北の街ではもう 悲しみを暖炉で
  もやしはじめてるらしい
  わけのわからないことで
  悩んでいるうち おいぼれてしまうから
  だまりとおした歳月を
  ひろい集めて暖めあおう
  えりもの春は何もない春です

2 君は二杯めだよね コーヒーカップで
  角砂糖をひとつだったね
  すててきてしまった
  わずらわしさだけを くるくるかきまわして
  通りすぎた夏のにおい
  想い出して なつかしいね
  えりもの春は何もない春です

3 日々のくらしはいやでも やってくるけど
  静かに笑ってしまおう
  いじけることだけが
  生きることだと かいならしすぎたので
  身構えながら 話すなんて
  ああ おくびょうなんだよね
  えりもの春は何もない春です
  寒い友だちが 訪ねてきたよ
  えんりょはいらないから 暖まってゆきなよ



2008年8月7日。 日本の一番東にある根室から出発します!
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HN:
上家二三夫
性別:
男性