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1881年(明治14年)  
                 
1月14日 東京に警視庁を設け憲兵を置く。        
5月19日 開拓団体「赤心社」(神戸栄町)移民集団は浦河郡浦河町に到着した。  
7月9日 明治生命保険会社創業(最初の生命保険会社)      
7月  札幌郡篠津兵村 屯田兵 第一大隊付属篠津分隊。19戸    
小樽住吉神社は慶応元年に設立された小樽市民の鎮守。2度の移転を経て現在の場所に移
  ったのは明治14年。当時は墨江社と呼ばれ住吉神社と名を改めたのは明治24年。
ベンジャミン・スミス・ライマンに帰国。        
樺戸集治監 月形に設置(北海道で最初)      
開拓使官有物払下事件    
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宗教団体と開拓者精神

明治以降の北海道開拓移住団体の中で,過酷な条件の中での
生活を内から支える精神的な支柱を与えるものとして注目される
のは何らかの宗教的理念を持って移住してきた団体である。
そのうちキリスト教徒によるものには次の4団体がある。

 (1) 赤心社(明治14年、現浦河町)
 (2) 聖園農場(明治25年,現浦臼町)
 (3) インマヌエル団体(明治25年,現今金町)
 (4) 北光社(明治31年,現北見市)



   <豊平館>
 
     
 明治13年に現在の大通に面した場所に高級西洋ホテルとして開拓使が建造
 したものです。最初の利用者は明治天皇でした。札幌行幸、1881年8月30日
 から9月2日までの4日間、行在所に用いました。    
 これによって開拓使は面目をほどこし、豊平館の格式もあがりました。
 以後要人の宿泊、祝賀会。各種大会に用いられました。  
 1958年(昭和33年)に今の中島公園に移設され、以後は市営の結婚式場とし
 て利用されています。国の重要文化財。内部の見学は無料。  


明治13年 <北海道最初の鉄道開通>
 
北海道では最初の鉄道である官営幌内鉄道(手宮-札幌-幌内)の
一部として1880年に開通した。
明治13年10月24日 - 銭函 - 手宮 試運転。
明治13年11月28日 - 官営幌内鉄道が手宮-開運町(-札幌)
を開業、手宮・開運町の各駅を新設。

北海道で最初の鉄道開業区間の一部で、石炭や海産物の積み出し
で賑わった。
官営幌内鉄道は1889年に北海道炭礦鉄道に譲渡された後、鉄道国有法
によって1906年に買収、国有化された。
1962年5月14日を最後に旅客営業が廃止された。

その後も貨物輸送は続けられたが、輸送量の減少により1985年8月下旬
から貨物列車の運行がなくなり、同年11月3日・4日にさよなら運転と
して臨時列車「さよなら手宮線手宮号」が運行され、翌日付で廃止された。


明治13年 <君が代/日本の国歌>
 
国歌は近代西洋において生まれ、日本が開国した幕末の時点において
外交儀礼上欠かせないものとなっていた。
 
明治13年に曲がつけられ、以後は国歌として扱われるようになった。
平成11年に国旗及び国歌に関する法律で正式に国歌に制定された。
 
元は平安時代に詠まれた和歌である。
明治13年、法律では定められなかったが、日本の国歌として「君が代」
が採用された。
この国歌のテーマは皇統の永続性であり、歌詞は10世紀に編纂された
『古今和歌集』に収録されている短歌の一つである。
 
君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
巌(いわお)となりて 
苔(こけ)のむすまで


1880年(明治13年)              
3月30日 村田銃が発明される。                      
10月25日 「君が代」が完成。                        
11月28日 北海道最初の鉄道開通(小樽手宮駅より起工し札幌間まで開通)      
11 現在の大通に豊平館が建設される(現在は中島公園に移転)。
共和町 戸長役場が置かれて発足村となる。        
赤川小学校前身開設。(函館市)                    
札幌全域を札幌区と改称する。        


 <仁木町の開拓>
仁木竹吉 (にき-たけよし) 1834-1915
 徳島県が新天地北海道の開拓にあたって大きなよりどころと
    したものは藍作・製藍事業であった。
 藍は徳島の特産品であり、江戸時代から明治のはじめにかけて阿波の 
    基幹産業として発達し地域の産業経済を支えた灌混用水を必要とする
米作りが道内に普及するのは、明治中期以降であり、北海道開拓の初
期における農業の主体は畑作農業であった。この意味では畑作農業で
ある藍作を得意とした徳島県人にとっては、藍業は北海道開拓に取り
  組む大きな武器にもなった。
藍作にはじめて取り組んだのは、庚午事変の後、日高の静内地方に
移住した稲田家家臣団であった。明治4年、6月静内郡において葉藍
が試作され、明治12年より本格的に藍の製造に乗り出した。北海道の
開拓に力を注ぐ開拓使は、殖産興業策の一環として藍業にも注目し補
  藍は徳島の特産品であり、江戸時代から明治のはじめにかけて阿波の 
   一方、岡本章庵や稲田家の影響を受け北海道への開拓移住を画策し
ていた仁木竹吉は、明治8年「殖民ノ儀ニ付願」を開拓使に提出した。
阿波における藍作の難渋が魚肥の高騰による圧迫によるとして、鯨〆
粕の生産地である北海道において藍作を行うことを移住の理由にあげ
  ている。
明治12年仁木竹吉は、徳島県の麻植・美馬・三好の農民117戸360余
人を余市原野に入植させ、翌13年はこの地において藍作を開始した。
明治17年仁木村ではりんご栽培、大江村では稲作の試作を始め、上
道村との三村の合併により、明治35年には大江村に。昭和39年にな
  って今までの「大江村」を「仁木町」に改めた。


明治12年 <函館の大火・明治12年12月6日
 
午後8時半頃,堀江町(現末広町)から出火。
堀江町,天神町,地蔵町,船見町,船場町,駒止町,内澗町,台町,
東浜町,山背泊町,仲浜町,元町,大町,会所町,富岡町,上大工町,
松蔭町,下大工町,愛宕町,茶屋町,山の上町,仲新町,本新町,
上新町,下新町,鍛治町,芝居町,花谷町,梅ヶ枝町,常盤町,坂町,
片町,神明横町の各町33箇所,2,326戸焼失した。
うち,官庁,学校,寺社,会社当31を含む大被害を被った。
 
この火災の原因は放火(推定)で,折からの強風により火の粉は遠近
に飛散して各所に飛火火災が発生し,消火不可能な状態となり未曾有
の大火となった。
この大火は,市内の重要部分を焼き払ったので,函館は一時ほとんど
消滅した如く誠に惨状極まるものだった。
 
両陛下より3,000円の御下賜金を賜り,また有栖川,北白川両宮家
より500円を下賜され,その他集る義金は12,100余円に達した。



明治12年 <幌内炭鉱>
 
幌内炭鉱(ほろないたんこう)とは、北海道三笠市(開山当時は幌内村)
に存在した炭鉱。お雇い外国人による指導で、官営の炭鉱として開山。
 
石炭層の発見~採炭から輸送に至るまで機械化が進められた、日本の
近代炭鉱の先駆け的存在。
明治期の近代化から太平洋戦争後の復興期まで、縁の下で日本を支えた
歴史的に重要な炭鉱の一つである。
独立系の炭鉱会社も数社が開発を手がけたが、開発の主力を担ったのは
北海道最大の炭鉱会社、北炭
北炭の本鉱の立坑は、延長1,000mを越える日本最大規模となった。
最終的に北炭の生産量は、100万トンを越えている。
1889年北炭が幌内炭礦と幌内鉄道の払い下げを受け民営化。1989年閉山。


1879年(明治12年)                
内務大臣伊藤博文の意見書によって,北海道の炭鉱(幌内炭鉱)・鉱山(硫黄山)      
での囚人労働が始まる。樺戸(月形町),空知(三笠市),釧路(標茶町),網走(網走市),      
  十勝(帯広市)に集治監が作られる。      
                       
4月4日 琉球藩を廃止、沖縄県とする              
6月4日 東京招魂社を別格官弊社とし、靖国神社と改称(内務・陸軍・海軍3省の管理とする)
8月1日 日本最初の損害保険会社開業(東京海上火災保険会社)          
幌内炭鉱が開かれる                  
仁木村の成立。仁木竹吉(にきたけよし)ら360余名が徳島県(現在の徳島吉野川市)      
  から集団で入植したのが和人定住の始まりで、翌年に仁木村が成立した。        
  仁木町の名は仁木竹吉にちなむ。              
10月 千歳村で初の寺子屋式教育を始める(現千歳小学校)      
12月6日 函館の大火                  


2008年8月7日。 日本の一番東にある根室から出発します!
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上家二三夫
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