国道44号は、釧路市から根室市へ至る一般国道である。
「根釧国道」とも呼ばれる。日本国内の国道として最東端に位置する。
陸上距離:124.8km
起点:北海道釧路市大町1丁目9番1
(幣舞ロータリー=国道38号終点)
終点:北海道根室市常盤町3丁目28番2
(弥栄町1丁目交点=根室支庁庁舎前)
主な経由地:厚岸郡厚岸町
釧路と根室とを結ぶ国道は、1885年(明治18年)の内務省告示第6号「国道表」に国道43号「東京より根室県に達する路線」の一部として表れる。
この路線は、室蘭まで現5号・36号の前身となる国道42号と重複し、室蘭から北海道の南側の海岸沿いに進むもの(現235号、336号、38号、44号)であった。
当時の国道は東京と各地の開港場・府県庁を結ぶものであり、道東を管轄していた根室県の県庁所在地である根室までの路線も国道として指定されたものである。
1886年(明治19年)1月、札幌に北海道庁が設置されて根室県は廃止された。
それにより、国道43号は府県庁に至る路線ではなくなったが、このときは廃止も路線変更もされなかった。
1907年(明治40年)5月13日に国道43号のルートが変更され、室蘭から旭川の第七師団に至る路線となった。室蘭 - 根室間は国道から降格され、道東に至る国道はなくなった。
この区間が再び国道になるのは第二次大戦後のことである。
1953年(昭和28年)5月18日、新道路法に基づく路線指定で、二級国道242号釧路根室線(北海道釧路市 - 北海道根室郡根室町(現 根室市))として指定された。
1963年4月1日には、一級国道に昇格して一級国道44号となった。
泊原子力発電所 4
泊原子力発電所
いずれも加圧水型軽水炉、燃料の種類は低濃縮二酸化ウラン。
出力は207万kWであり、道内の電気の約40%を賄っている。
2005年に、韓国電力の子会社・韓電機工が、日本国内では初めて、原子炉上ぶた貫通管検査を請け負ったことでも話題となった。
発電設備
1号機
原子炉形式:加圧水型軽水炉
運転開始:1989年6月22日
定格電気出力:57.9万キロワット
2号機
原子炉形式:加圧水型軽水炉
運転開始:1991年4月12日
定格電気出力:57.9万キロワット
3号機
原子炉形式:加圧水型軽水炉
運転開始:2009年12月22日
定格電気出力:91.2万キロワット
プルサーマル発電を予定
国道39号は、旭川市から網走市へ至る一般国道である。
上川町留辺志辺橋付近から同町大雪湖付近までは、国道273号との重複区間、また北見市の西留辺蕊駅付近から同市北見消防署留辺蘂支所付近までは、国道242号との重複区間である。
当初上川町から留辺蘂町(現北見市)間の路線は石北本線に沿うように遠軽町を経由するものであったが、昭和35年に現在の石北峠を経由するように路線が変更された(昭和35年建設省告示1393号、1394号)
起点:旭川市4条通8丁目1703番5(4条通8丁目交点=国道12号終点)
終点:網走市南4条東1丁目1番2(南4条東1丁目交点=国道244号起点)
主な経由地:上川郡上川町・北見市
3.11震災後の北海道電力会見
北海道電力は2011年3月24日、札幌市内で記者会見し、東京電力福島第1原子力発電所の事故を受け、泊原発(後志管内泊村)の地震・津波対策を見直す考えを明らかにした。
北電は泊原発への津波の最高水位を9・8メートルと想定し、原子炉格納施設や建屋などの主要設備を海抜10メートルの高さに建設している。
だが、想定を超える10メートル以上の津波に襲われた福島第1原発では、停電によって、原子炉を冷却するポンプが停止。津波で非常用ディーゼル発電機も故障し、燃料の一部が溶けて放射性物質が外部に漏れ出る事態となった。
会見した舟根俊一原子力部・原子力設備グループリーダーは、泊原発では現在は建物が津波をかぶることを想定しておらず、想定以上の大津波に襲われた場合、非常用ディーゼル発電機や海水ポンプが故障する可能性もあると説明。
泊原発沖合への防潮堤建設や建屋の出入り口の防水対策などを挙げ、「津波が中に入らない対策が必要」と述べた。
また、今後の対策として原子炉の冷却にかかわる機器類を冷やすために海水を送る「海水ポンプ電動機」の予備機を高台に配置することも検討する。
このほか、外部からの電力供給がストップし、非常用ディーゼル発電機などが作動しない場合に備え、電源確保策として、18日に移動発電機車を配置したことも明らかにした。
国道38号は、滝川市から釧路市へ至る一般国道。
国道274号と並び北海道の東西をつなぐ大動脈である。
総距離298.4km
起点 : 滝川市
(大町1丁目1番本町1丁目交差点 = 国道12号交点、国道451号終点)
終点 : 釧路市 (大川町5番地幣舞ロータリー = 国道44号起点)
重要な経過地 : 赤平市、芦別市、富良野市、上川郡清水町、帯広市、中川郡幕別町、十勝郡浦幌町、白糠郡白糠町。
重複国道
国道452号 : 芦別市北2条東1丁目(北2条西1丁目交差点)-芦別市本町(芦別橋交差点)
国道237号 : 富良野市若松町(若松町15交差点)-富良野市東山(東山やなぎ交差点)
国道274号 : 上川郡清水町南1条11丁目-上川郡清水町南4条11丁目
北海道には泊原発だけですが、この他にも注意しなくてはならない原子力発電所があります。
青森県の下北半島にある東通(ひがしどおり)原発と、建設中の大間原発です。
東通原発
東通原発は下北半島の中部東側海岸、むつ市の隣に位置しています。
北海道から距離が近く、原発から200km圏内に札幌・小樽・千歳・苫小牧が入ります。
函館ですと、原発からの距離がわずか70km。
下北半島先端で建設中の大間原発
ここは函館市から約20km。福島第一原発と同様の規模の事故が発生した場合、函館市は全市避難。
青森にある原発は北海道民にとって盲点といえるもので、今後注意深く見守っていかなければならないでしょう。
北海道で原発というと、泊原子力発電所です。
泊発電所は、人口190万の札幌市、近隣を含めると北海道半数の人口となる位置にあります。
なぜあの場所に原発を造ってしまったのか。泊原発建設の経緯をまとめてみます。
札幌と泊原子力発電所は、わずか80km。
偏西風の影響を受けやすいといわれる原発の西側に札幌は位置しています。
今回の震災では、アメリカ軍は半径80km以内を避難させるべき、100km以内から退避させるべきと報道した外国のメディアもありました。
米軍基準での避難指示が出された場合、原発から80km離れた札幌は避難の対象となります。そうなった場合は、北海道が大混乱に陥ってしまうことは想像がつきます。札幌から避難してきた人々を収容するような場所も北海道にはありません。季節が真冬であった場合、悲惨なことになるでしょう。
国道36号は、札幌市から室蘭市へ至る一般国道である。
国道37号交点まで道央自動車道と並走する。
陸上距離:133.0km
起点:北海道札幌市中央区北1条西3丁目2番14
(北1条西3丁目交点=国道12号・国道230号起点)
終点:北海道室蘭市海岸町1丁目89番
札幌と室蘭とを結ぶ国道は、1873年(明治6年)に完成した函館 - 札幌間の新道にまで辿ることができる。同年11月5日の太政官布告第364号により、この新道は札幌本道と定められた。札幌本道は函館から森まで現5号、森から室蘭までは航路、室蘭から札幌まで現36号のルートをとるものであった。室蘭から札幌までは室蘭街道(むろらんかいどう)とも呼ばれた。札幌本道は1885年(明治18年)の内務省告示第6号「国道表」で国道42号「東京より札幌県に達する路線」に指定された。
1907年(明治40年)5月13日に国道42号、国道43号のルートが変更され、国道42号は現在の国道5号のルートとなった。国道43号(東京より根室県に達する路線)は青森 - 室蘭間の航路を経由して旭川の第七師団に至る路線(東京より第七師団に達する路線)に変更されたが、現36号のルートをとるのは室蘭 - 苫小牧間のみで、苫小牧からは室蘭本線に並行する現在の234号、12号のルートであった。
1920年(大正9年)施行の旧道路法に基づく路線認定では、旧43号がそのまま国道28号「東京市より第七師団司令部所在地(旭川区)に達する路線(乙)」となった。
1952年(昭和27年)12月4日、新道路法に基づく路線指定で、一級国道36号(北海道札幌市 - 北海道室蘭市)が指定された。1907年以前の国道42号の室蘭 - 札幌間が復活した形となった。これに先立つ同年10月から札幌・千歳間の舗装工事が始まり、翌1953年(昭和28年)11月2日に34.5キロメートルの工事が完了した。北海道初の舗装道路となったこの区間は、弾丸道路(だんがんどうろ)とも呼ばれた。