2012/10/01 09:32:45
北海道人 2
「北海道人」とは、幕末の探検家松浦武四郎の雅号である。
松浦武四郎は文政元年(1818)伊勢の国、
現在の三重県(津市と松坂市の中間)の生まれ。
お伊勢参りの参宮街道筋であったことが旅に強い関心を
持ったと思える。
北は東北、南は九州から言葉もまちまちな人の群れを見ている
うちに旅に出たいと思う環境があったのではないか。
事実、郷士の四男で末っ子だったこともあり、16歳で実家をあと
に江戸へ出るのだがその後21歳長崎に入るまで日本をよく歩いた
ものだと思う。
長崎で6年過ごし朝鮮に渡ろうとしていたが、蝦夷地の形勢と
北方探査の緊急性を聞き北に向かうことになった。
(写真は、松前小島の隣に見える渡島大島無人島)
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