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国道229号 20 大成区

 せたな町は、瀬棚と書かれるほうが馴染み深い。
平成の合併で平成17年に3つの町が合併してできた町だ。
瀬棚郡北檜山町が町役場を、瀬棚郡瀬棚町が町名を、九遠郡大成町が
郡名をそれぞれ引き継ぐ形となった。
 
 一番南にある大成区に、創立は1441年と言われている大田山神社がある。
571年も前のことである。
松前藩の始祖武田信広が太田に上陸した際、航海の安全と霊神の加護
として太田大権現の尊号を賜り信仰されているという。
しかし、この神社はそう簡単には行くことができない。
社殿までの道程は急勾配の階段を始め、両側に設置されたロープを使わ
なければ登れないという道南五大霊場の一つである。
探検家松浦武四郎や札幌定山渓温泉の開祖美泉定山もかかわった記録
が残っている。


また、国道229号を南下すると小熊に親熊が手を伸ばしているような姿に
見える奇岩が見えてくる。

親子熊岩物語の伝説

「大昔、この地に天変地異をもたらす大嵐があり、
生物の生存をおびやかし、自然の猛威は飢餓という試練を与えた。
この頃、山奥に親子の熊が棲んでいたが飢えをうったえる子熊を連れ、
海岸に辿りついた。
親熊は海岸に群れる子蟹を見つけ食べさせていた。
子熊も親のしぐさを真似て子蟹を追ったが、一瞬のうちに岩をすべり
海中へ・・・・・親熊は夢中で溺れる子熊を助けるため手を伸ばすがぬ
れた岩に足をとられ、無残にも海中へ・・・・・
一部始終を見ていた海の神様は、子を思う親の愛の深さに心をうたれ、
溺れる親子熊をすくいあげ、愛の姿をそのままに岩に変身させたのだった」
 

国道229号は、鰊で栄えた街道なので多くの伝説が残っている。
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2008年8月7日。 日本の一番東にある根室から出発します!
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上家二三夫
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