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北海道内のおもな義経伝説 1

 

稚内市  源義経試し切りの岩

 第一清浜(オンロコマナイ)海岸に大きな岩が、さながら刀で二つに
切られたようになっているのがある。
昔源義経が逃れ逃れて、ついにこの蝦夷の最北端まできた。

長旅の疲れも加わり、かつても勇将のおもかげもなく、 義経の姿は
みすぼらしく見えたのでしょう。
 アイヌの人たちに樺太に渡るための船を出してくれるよう懇願しても
真剣に聞く者はいません。 それどころか嘲笑する者さえいます。

コタンの人々は「あの刀も使いものにならないだろう」と云う声を聞いた義経は、
やにわに腰の大刀を引き抜き、そばの大岩めがけて切りつけた。
不思議なことにさながら大根でも切るが如く、この大岩はパクリと口を開いて二つになったと云う。

驚いた人々は、源氏の大将義経であったことを知り、 船を出して樺太に送り届けました。
 
アイヌの人々は、 この試し切りされた岩に一行の武運を祈願したということです。


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2008年8月7日。 日本の一番東にある根室から出発します!
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