2011/03/26 00:20:47
知床半島の付け根にあたる斜里平野は
縄文の古より豊かな自然に恵まれ人々が生活し
てきた土地であり、森や木々も暮らしと産業の中にある。
格子状の畑を区切る防風林や斜里岳山麓の森は
今の斜里平野に暮らす人々の原風景といえる。
知床半島の基部、秀峰斜里岳を源とする斜里川(しゃりがわ)は、
多くの湧水支流を集め、オホーツク海に注ぎ込んでいます。
川の豊かな水資源は流域に広がる農業地帯を潤し、
北海道一番の漁獲を誇るサケマスをはじめとした水産資源を育んでいます。
この地域は斜網地域と呼ばれ,専業農家を中心にテンサイ,バレイショ,ムギ類
を中心に機械化された生産性の高い農業が展開され,
網走支庁全体の農業粗生産額の約50%を占めている。
コムギ,バレイショ,テンサイの栽培面積・収穫量ともに
全道の25~40%を占めている。
そして,労働生産性・土地生産性ともに全道の平均を上回っている。
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