2011/08/05 09:46:53
<士族の廃業>士族の反乱 最後が西南の役
今で言う士族の転業は、そのほとんどが上手く行かず破綻していきます。
当然、新政府に対する不満が噴出。
明治4年には、香川、岡山、兵庫などで暴動。福岡では6万人を超す大規
模なものまで発生しました。
更に、組織だった反乱で、明治7年佐賀の乱、明治9年神風連の乱(熊
本県)、秋月の乱(福岡県)、萩の乱(山口県)、そうして明治10年最後の
反乱となるのが西郷隆盛率いる西南の役でした。
これらの反乱に止めを刺したのが、明治9年の廃刀令と家禄の廃止(秩
禄処分)でした。しかし、新政府はこの対策として<士族授産>を施策の
ひとつとして位置付け明治23年まで続きます。
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