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十勝国(とかちのくに) 18 
 晩成社を設立(資本金2億円) 


  明治15年(1882年)、合資会社晩成社を設立し資本金は5万円
(今に換算すると2億円)とした。
政府から未開地一万町歩を無償で払い下げを受け、15年計画で
開墾しようというものである。
開墾されれば大地主となる。
土地の無い伊豆からみれば魅力的な事業計画だった。
依田勉三は専務となり、出資役員の中でただ一人の現地責任者となった。

 
 勉三の学友鈴木銃太郎と鈴木の父・鈴木親長と共に横浜港から北海道
に向かい札幌県庁に開墾の許可を願い十勝に向かった。
 (願いでをしただけで認可を受けたわけではない)
十勝国河西郡下帯広村(帯広市)を開墾予定地と定め、鈴木銃太郎と鈴木親長
は帯広に残り勉三は帰国した。
その頃の帯広にはアイヌが10戸程と和人が1戸あるのみだった。

 しかし、この時「飛蝗(トノサマバッタ)」が飛来することは知らなかった。
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2008年8月7日。 日本の一番東にある根室から出発します!
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上家二三夫
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