2012/12/13 07:46:45
国道229号 25 乙部町その4
義経伝説
乙部町には、源義経が蝦夷地上陸した時の最初の地であると
いう伝説が残っている。
北海道には100を越える義経伝説があるが、最初に上陸したのが
どこであったか?
もっともらしく伝えられているので楽しい。
乙部の人たちは
『その昔、九郎半官義経が兄頼朝の追討を逃れ、乙部に蝦夷地
で最初の足跡を残しました。
乙部には地名としてその逸話が刻まれています。
乙部岳は義経の別名九郎半官から九郎岳、静御前を思いつつも
越えなければならなかった峠は姫待峠と呼ばれています。
また義経を追って乙部にたどり着いた静御前ですが、義経はす
でに乙部岳を越え、2人は会うことが出来ませんでした。
悲嘆にくれた静御前は、川に移った自分の姿を見て、もうこの世
に生きながらえる望みも力も失ったと、その川に身を投げてしま
いました。
そしてこの川を姫川と呼ぶようになったのです』
乙部には「九郎岳」、「姫川」の名称の山や川が存在する。
(写真は、乙部の海)
PR