2012/12/14 07:28:16
国道229号 26 終点江差
乙部の町を過ぎると江差町に入り、
国道229号と国道227号の交差点が終点である。
函館から渡島半島の山間部を回って日本海に出る所地点が
国道229号との交差点となる。
これから国道227号は海岸線を走り江差の市街地へと入り終点となる。
小樽を起点として307キロの国道229号線は、
日本海沿岸を走るドライブコースとして快適な道路となった。
この沿線は、山脈が海に突き刺さるように入り込んでいるため
断崖絶壁が続き、道の開削には崖を切り崩すか、崖と崖の間を
くぐる様にトンネルを小刻みに作っていくことで道をつなぐ方法し
かなかったのだろう。
従って、明治20年代から進められた旧、旧旧道は事故が多く、
長いトンネル工事の技術が開発されるまで全線開通が難しかった。
安全な道路に近づくにつれて、絶景の景観は遠くなり、延々とトンネル
を走ることとなった。
かつて昔、見た景色は今はもう見ることができない。
(写真は、国道227号終点地。江差追分会館前)
PR