2011/08/31 00:33:43
北海道開拓(明治6年~明治10年)の時代背景
時代背景
明治政府は、明治6年から明治12年にかけて地租改正を行い、土地売買を
自由にするとともに、地租の現金化を実現しました。
地租改正によって、土地の私有制度と明治政府の財政的基盤を確立しました。
この時期、士族の失業対策のため士族授産開墾が数多く進められました。
とりわけ、明治12年に始まった那須野原の士族開墾、国営の安積疏水や、関東
・北海道に多かった士族団体、旧領主の保護による士族開拓が進みます。
また、明治用水(明治12年着工)、那須疏水(明治17年着工)などの大規模灌
漑工事もこの時期行われています。
一方、地主や自作農は、地租改正により土地所有権が与えられたことにより、
生産意欲が向上し、地主や上層農民たちが指導した土地改良事業が広く行われ
ました。
これらの事業の中で特筆すべきことは、畦畔改良をはじめ、各地で水田の区画
整理が進展したことです。明治20年頃からは区画整理が活発となり、いわゆる
「田区改正」時代を迎えます。
時代背景
明治政府は、明治6年から明治12年にかけて地租改正を行い、土地売買を
自由にするとともに、地租の現金化を実現しました。
地租改正によって、土地の私有制度と明治政府の財政的基盤を確立しました。
この時期、士族の失業対策のため士族授産開墾が数多く進められました。
とりわけ、明治12年に始まった那須野原の士族開墾、国営の安積疏水や、関東
・北海道に多かった士族団体、旧領主の保護による士族開拓が進みます。
また、明治用水(明治12年着工)、那須疏水(明治17年着工)などの大規模灌
漑工事もこの時期行われています。
一方、地主や自作農は、地租改正により土地所有権が与えられたことにより、
生産意欲が向上し、地主や上層農民たちが指導した土地改良事業が広く行われ
ました。
これらの事業の中で特筆すべきことは、畦畔改良をはじめ、各地で水田の区画
整理が進展したことです。明治20年頃からは区画整理が活発となり、いわゆる
「田区改正」時代を迎えます。
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