2009/09/19 00:34:32
深川の歴史 その3
(深川の小史より)
上川道路が開通してから上川方面にも開拓者が
どんどん入るようになり人の行き来が増大した。
旅人の泊まるところや、交通に必要な馬を貸すところを
駅逓といい、駅逓は上川道路の所々に作られた。
1889年(明治22年)、音江法華(現深川市音江)にも駅逓が作られ、
第2美英舎と名付けられた。
その後、駅逓を中心に運送業を営むものが多く現れた。
当時は駄鞍(だぐら)追いという一人の馬丁が先頭の馬にまたがり、
背中の両側に荷物を積んだ5~10頭の駄馬を引き連れて荷物を運搬するというものであった。
上川への交通が多くなるにつれて、駅逓の近くには、商店、食堂、宿屋等が出来てきた。
その中でも音江は最もにぎやかであった。
1892年(明治25年2月4日)には、深川村が誕生した。
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