忍者ブログ
2024 05
≪ 2024 04 1 2 3 45 6 7 8 9 10 1112 13 14 15 16 17 1819 20 21 22 23 24 2526 27 28 29 30 31 2024 06 ≫
*admin*entry*file*plugin| 文字サイズ  

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



 
十勝国(とかちのくに) 32
 ハルニレの木
 
 

 十勝の豊頃町には、ある「ハルニレの木」がある。
豊頃町は知らなくても、この「ハルニレの木」を見たことのある人は
多いのではないかと思う。
日立のコマーシャルで、一本の木に注目されたからである。
十勝川の河川敷に立つこの大木は、2本の木が一体化した珍しい
もので推定樹齢は140年という。



 明治30年に、豊頃に入植した「興復社」は、その後4年間で150戸
に達し、報徳思想に裏打ちされた農民の生産活動は他の開拓地域
に影響を与えることとなった。
また二宮尊親の偉大さは、多くの農場が小作制を試みている中で、
農民の独立を保証し、実現したことである。


 十勝国に最初に入植した晩成社とは雲泥の差がある。
報徳思想が生かされていれば、維新後開拓に入った武士軍団や
晩成社などの素人集団の苦労は軽減されたことだろう。


 明治35年に陸別の斗萬(トマム)に入植した関寛斎では、更にあき
らかになることが出てきた。

(写真は、豊頃町のシンボルでもあるハルニレの木)

PR


この記事へコメントする








絵文字:
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字








2008年8月7日。 日本の一番東にある根室から出発します!
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
HN:
上家二三夫
性別:
男性