2013/01/19 08:14:37
十勝国(とかちのくに) 33
お雇い外国人
十勝国、陸別に入植をした「関寛斎」について述べる前に
「お雇い外国人」についてふれておきたい。
新政府は新しい国づくりのために海外に人材を求めた。
この外国人のことを「お雇い外国人」といい、約20年間で 2690人
の雇用となった。 (何故、このようになったかは別の機会としたい)
この中で北海道の開拓使は78名の外国人を招いた。
開拓使長官黒田清隆が三顧の礼で迎えたホーレス・ケプロンを
最高顧問とし、外国人技術者たちの代表責任者だった。
各分野に、彼の人脈で呼びよせ6割がアメリカ人となった。
その内、半分は民間の教師だった。
開拓使の国別内訳は
アメリカ人48名、中国人13名、ロシア人5名、イギリス人4名、
ドイツ人4名、オランダ人3名、フランス人1名。
(写真は、札幌の大通公園にあるケプロン像に刻まれている記念の言葉)
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