2013/02/26 10:28:48
静内川
平成18年(2006)まで、北海道の日高支庁管内に設置されていた町
で静内町があった。今は合併によって現在は日高振興局管内の日高郡
新ひだか町静内となっている。
静内は、北海道の内陸が開ける明治中期までは東に行くには沿岸を通る
道筋で、東の文化と西の文化の接点ともいえる地域であった。
この接点にある静内川(しずないがわ)は、日高振興局管内を流れ太平洋
に注ぐ二級河川で静内川水系の本流である。
上流域は日高山脈襟裳国定公園に指定されている。
国道235号線で静内橋を渡るとすぐ左に山があり、すぐ左折して坂を登って
いくとアイヌの英傑シャクシャイン像とシャクシャイン記念館が見えてくる。
1669年(寛文9年)ここにシャクシャインの砦があったところである。
アイヌ民族と江戸幕府までも巻き込んだ和人の壮絶な争いの発端は、この
静内川であり結末も静内橋で終わった。
(写真は、シャクシャイン像)
PR