知床半島の付け根にあたる斜里平野は
縄文の古より豊かな自然に恵まれ人々が生活し
てきた土地であり、森や木々も暮らしと産業の中にある。
格子状の畑を区切る防風林や斜里岳山麓の森は
今の斜里平野に暮らす人々の原風景といえる。
知床半島の基部、秀峰斜里岳を源とする斜里川(しゃりがわ)は、
多くの湧水支流を集め、オホーツク海に注ぎ込んでいます。
川の豊かな水資源は流域に広がる農業地帯を潤し、
北海道一番の漁獲を誇るサケマスをはじめとした水産資源を育んでいます。
この地域は斜網地域と呼ばれ,専業農家を中心にテンサイ,バレイショ,ムギ類
を中心に機械化された生産性の高い農業が展開され,
網走支庁全体の農業粗生産額の約50%を占めている。
コムギ,バレイショ,テンサイの栽培面積・収穫量ともに
全道の25~40%を占めている。
そして,労働生産性・土地生産性ともに全道の平均を上回っている。
背後には宗谷(そうや)丘陵と
北見山地北部のポロヌプリ山地が連なる。
名寄(なよろ)盆地、上川(かみかわ)盆地、
富良野(ふらの)盆地と続く中央盆地列の延長部にあたる。
宗谷総合振興局管内の猿払(さるふつ)村
浜頓別(はまとんべつ)町一帯を占める低湿な沖積地と
砂丘、海岸段丘からなり、南部には泥炭湿原が広がり
クッチャロ湖などの湖沼がある。
泥炭湿原は東天北(ひがしてんぽく)原野ともよばれ、広大な未利用地が残されている。
国道238号に接し、
「頓別川」「豊寒別川」「クッチャロ川」の合流する
河口にあり、オホーツク海を望む古くから栄えた
漁業を中心とした地域です。
世帯数130戸、人口334人(平成20年4月調べ)で、住民は漁業及び関連産業に
従事しており、ホタテや毛ガニといった海産物が有名です。
北海道東部の
釧路川、阿寒(あかん)川の下流に位置する沖積平野。
面積約290平方キロメートル。
太平洋岸に発達する標高5~8メートルの砂丘の
北側に総面積の約80%を占める標高10メートル未満の
低湿な泥炭地が広がり、釧路湿原とよばれる。
2~4メートルの泥炭層の表面には、キタヨシ、スゲ、ハンノキ
などの植物が生育する。
平野面は北西から南東へ緩やかに傾斜し
東部に海跡湖の塘路(とうろ)湖、シラルトロ湖、
達古武沼(たっこぶぬま)が点在する。
海面との低落差に基づく排水困難、海霧による夏期の低温など
の要因により、湿原開発は釧路市周辺部、湿原周縁部など一部
に限られてきたが、1970年代から90年代にかけて、
農地、宅地、観光などの開発が活発になった。
未開発湿原の保護を目的に、
国の天然記念物指定(1967)、ラムサール条約への登録(1980)、
釧路湿原国立公園の指定(1987、268.61平方キロメートル)が行わ
れてきたが、指定区域外での開発の影響も指摘されている。
特別天然記念物タンチョウが湿原地帯に営巣する。
長万部町は
渡島半島内浦湾の最深部に位置し、
東は内浦湾に臨み、北は長万部川をさかのぼって、
島牧村・黒松内町に接し、
西は今金町に、南は八雲町に接しています。
地形はおおむね丘陵が起伏し、大部分が山地に
よって占められ、平地は内浦湾に沿って帯状に分布し
長万部川・紋別川・国縫川沿いに平坦で肥よくな農耕地を有しています。
また、海岸のほとんどは砂浜です。
長万部町内にはJR北海道の函館本線・室蘭本線が分岐し
町内に7つの駅があります。
国道は5号線・37号線・230号線の3本の主要幹線道路が集中し
平成10年には高速自動車道長万部インターチェンジ
平成13年には国縫インターチェンジが開通しています。
新幹線や地域高規格道路の実現によって、北海道の交通の重要拠点
としての役割が一層高まります。
北海道西部にある苫小牧市を中心とする平野である。
北は小高い丘を経て石狩平野へ繋がっており
南側は太平洋に面する。
平野の大部分は苫小牧市で、
西部は苫小牧の市街地で東部は勇払原野が広がっている。
北海道全体の港湾貨物取扱量の40%以上を占める苫小牧港が
あるため、北海道の経済の中心である札幌との間の交通が発達し
ており、石狩平野とのつながりは強い。
また東部は苫小牧東部開発地域として苫小牧東港が設けられ、
重工業誘致のための大規模開発地域に指定されたが、当初は誘致
に応じた企業が少なかった。
その後、石油備蓄基地の建設や、近年になり、自動車部品や
パソコン周辺機器などの企業進出の増加がみられる。
元々勇払平野は支笏古火山、樽前山等の噴火による軽石を含む
火山灰地であり、さらに西側は樽前川、東側は勇払川、美々川などの
複数の河川を含む湿原・湿地であった。
現状、まだ自然が残っている東側を勇払原野と呼んでいるが、
特に原野として始めから保護していたわけではなく、たまたま開発から
取り残された場所がこう呼ばれている。
実際に、東部の植苗地区や沼ノ端地区は、かつては広葉樹からなる
原生林が多く残っていたものの現在は宅地化が進んでいるほか、
苫小牧東部開発地区に含まれていた弁天沼はウトナイ湖よりは規模が
小さいものの渡り鳥の中継地であるが、開発地区に含まれていたため
に鳥獣保護区などの指定はされていない。
バードサンクチュアリ及びラムサール条約に登録されているウトナイ湖が
存在し、多くの野鳥が観察されるほか、ハスカップが自生している。
勇払原野は、現在の海岸沿いに発達した砂嘴の内側の湖水が
淡水化して、平野を形成したもので、海岸線沿いに数メートルの高さ
の砂丘を持っていたが、最近の海岸線の浸食で、砂丘の多くが失われた。
天塩平野(てしおへいや)
北海道北部、日本海沿いにある平野。
宗谷(そうや)総合振興局管内と留萌(るもい)振興局管内にまたがる。
天塩川が平野の南部を流れて海に注ぐ。
泥炭地の開発は1910年(明治43)ごろから始まったが、一部を除いては成功しなかった。
第二次世界大戦後は国営の農地開発事業が進められ草地酪農が行われている。
大部分が標高10メートルに達しない低平な原野で、北部の上サロベツ原野、南部の下サロベツ原野、天塩川下流左岸のウブシ原野に区分することができる。
沿岸部などは利尻礼文(りしりれぶん)サロベツ国立公園に含まれる。
八雲平野(やぐもへいや)
八雲平野は北海道渡島半島の北部にあり、
道南の拠点都市函館市と全道有数の重工業都市室蘭市の中間に位置します。
東は内浦湾(噴火湾)、西は日本海に面し、
北は長万部町、今金町、せたな町、
南は森町、厚沢部町、乙部町と接しています。
面積は約956平方kmで渡島支庁管内最大の面積をもちます。
渡島山系をはさんで、
東は遊楽部川、野田追川、落部川が流れ、
西は相沼内川、見市川が流れており、農業・漁業ともに恵まれた立地となっています。
八雲町は、酪農の里として有名です。
サケの上る川、遊楽部川。遊楽部川の作り出した八雲平野。
八雲平野の中に取り残された立岩。どこも見所がいっぱいです。
育成牧場からは、丸い噴火湾と、道南の山々が楽しめます。
まさに噴火湾のパノラマが楽しめます。
瀬棚層の貝化石、恐竜の卵のようなノジュール、硬い岩石もぐにゃりと曲げてしまう大地の巨大な力。
八雲鉱山跡では、いろいろな鉱物を採集することができます。
八雲はそんな風景の美しさと、大地の偉大さを感じさせてくれる土地です。
2005年10月に、日本海側の熊石町と合併して、新しい八雲町ができました。
太平洋と日本海にまたがる町として、楽しみもふえました。
八雲は、二海郡の町。
遊楽部川下流の八雲平野は北海道の酪農先進地域で、牧草地や飼料畑が広がっており、
付近の乳製品工場ではバターやチーズを生産している。
また、種子用としてのジャガイモの生産量も多く、沿岸漁業も盛ん。